以下の文章は、『僕は活動的な透析患者』著者、片桐寛司と読者の感動の話です。
辛い体験は無駄じゃない。
この前の話し。
お世話になっている
透析施設に
僕と同じように
突然倒れて
透析スタートした
元Jリーガーで
今は高校サッカーの
指導者の方が
新規で入ってきた。
僕よりも
若い方。
急な事で本人も家族も
受け入れが出来ない状態で
精神的に酷く
落ち込んでる様子を
観かねた
看護師の師長さんが
僕の書籍
「僕は活動的(ヤンチャ)な透析患者」
を
渡したらしく
透析終了後に
逢いに来てくれた。
『人生が終わったと思い
保険も充分に入っているので
自殺を考えてましたが
本を読んで
前を向いて生きる事に
しました。
ありがとうございます』
と
泣きそうになりながら
話してくれた。
てか
それを聞いていた
こちらが
泣いた
本当に書籍を
出して良かったと
思えた瞬間だった。
辛い体験は
誰かのお役に立てて
勇気を与える事に
繋がる。
だから
無駄じゃない。
僕は活動的な透析患者 - 著:片桐 寛司