40歳のとき、急性腎不全を起こし、運ばれた病院で目を覚ますと、僕は透析患者になっていた。 未来に絶望し、どん底の苦しみの中、もがき、悩み・・・、生きる希望を失った。 2012年、アロマと出会い、今、僕は立ち上がる。 透析患者の希望となるべく、明るく楽しく強く生きるんだ! 体裁A5 / 全192ページ(ソフトカバー) 発売日:2020年8月7日 ※こちらの商品は割引クーポン対象外になります。
はじめに...2 もくじ...6 注意書き...10 1章 ある日突然、透析患者になる...11 目が覚めると、すべて終わった後だった...12 人工透析患者の生命線であるシャント...17 コラム「シャントの注意点」...23 1回4時間を週に3回。僕が生きるために必要な時間...24 2章 病気を受け入れ、前を向いて生きる...33 さらに追い打ちをかけるできごとが続く...34 どんなに不幸が続いても、透析だけは予定通りやってくる...37 腎臓もあきれたに違いない、僕の食生活...43 元気そうに見えるけれど、実は1級障害者...49 透析患者の〝日常〟は、健常者の〝非日常〟...55 あまり表に出てこない、透析と心の病気...62 人工透析は、僕に与えられた人生のターニングポイント...67 コラム「腎臓とはどんな臓器?」...70 知り合いから見た寛司さん その1 髙橋 広江さん...73 3章 生きる希望を手に入れる...77 死について真剣に考えたとき、一筋の光が見えてきた...78 震災によるマインドの変化...82 人生をかけて一緒に幸せになりたい存在と出会う...88 エッセンシャルオイルの記憶が二人をつなぐ...94 「二人とも病気持ち」。でも...98 透析でも海外旅行ができることを知る...102 「ありがとう」を5万回言ってみた...107 コラム「人工透析患者と水分の深い関係」...112 知り合いから見た寛司さん その2 木村 良子さん...114 あとがきに代えて...187 4章 人工透析とアロマ...117 身体にハンディのある人たちはこれからの人生をどう生きるべきか...118 エッセンシャルオイルを必要な方に届ける...123 あきらめずに前を向き〝希望〟を見出してほしい...127 〝世界初〟の人工透析患者向けのオイルのレシピを教えてもらう...131 植物系ミネラルのすごさを知る...137 コラム「人工透析の現状〜日本と海外の患者数と費用など」...144 Q&A「エッセンシャルオイルの医療現場での使用例」 こじまクリニックの小島先生へのQ&A...149 5章 人生は自分のためにある...151 健康にいいと言われる食べ物が、ことごとくNGな透析患者...152 必要以上に栄養素を気にしすぎてもダメ...156 本当に必要な薬以外と訣別する...160 SNSで仲間をつくり、明るく前向きに生きていく...167 明日何が起こるか誰にもわからない。だから僕は今日を懸命に生きていく...171 コラム「人工透析患者のQOLを向上させるさまざまな透析」...181 インタビュー「株式会社 旅行透析 代表 池間真吾さん」...184
著者:片桐 寛司(かたぎりかんじ)プロフィール Facebookフランス式アロマコミュニティ「Life with Aroma」主宰。 登録者数1万5千人を超える人気サイトで、暮らしに役立つアロマの活用法を発信。 腎臓が機能しなくなる腎不全で血液透析治療を週に3回、1回4時間を受けており障害者1級で要介護者。 自身もD社のアロマオイルを愛用して透析患者特有の体のダルさやホルモンバランスの改善を体感している。 その体験から、世の中の方にお役に立つと考え、旅行透析をしながら日本のみならずアメリカ本土やタイでもアロマの啓蒙活動を積極的に行っている。